山形県産業科学館

山形
11 /04 2013
 山形駅の西口にあります、地上24階の山形市で一番高いビル、霞城セントラルの2階から4階部分に、“山形県産業科学館”はございます。

01_20131105062053118.jpg

02_20131105062055fbc.jpg

 
 子供が楽しめる、科学館の機能と、山形の産業の紹介という二つの部分から構成されていました。

03_20131105062056a92.jpg


 各階に移動する為の、らせん状の回廊に貼られたパネルで、山形の産業の歴史を学ぶことが出来ます。

04_20131105062058dcd.jpg

 戦前の製糸業、織物業から始まり、その技術は時代の要請とともに軍需産業へと移り変わっていきます。

       05_2013110506232716e.jpg

 その代表が、日本飛行機山形製作所(日飛)。従業員は3千人、“赤トンボ”と呼ばれた九三式中間練習機を月40機ほど生産する大工場だったそうです。


 その日飛で終戦間際に造られた、ロケット推進の戦闘機“秋水”の模型もここ産業館に展示されていました。

06_201311050621258d6.jpg

 “シバタモデル”という模型屋さんで“秋水”のプラモデルを買った時に教えて貰いましたが、このオレンジの塗装は試作機カラーだそうで、山形で造っていた機体はグリーンベースの塗装だったとのことでした。


 この模型自体は、紙で作られていて、そのアイデアと技術も興味深いところです。

07_2013110506212633b.jpg


 で“秋水”ですが、ドイツ軍のメッサーシュミット Me 163 “コメート”(彗星(コメット)のこと)の資料を基に造られたそうです。

 “コメート”は航空機史上唯一の実用ロケット推進戦闘機です。

 日本で造られた試作機は、最初のテスト飛行で失敗、そのまま終戦を迎えました。

08_20131105062128be7.jpg

 車輪は格納せず、機体が飛び上がったら落っことす仕組みだったようです。ソリみたいなのが付いてますが、着陸時はこのソリを使います。

09_2013110506213026d.jpg

燃料を一気に噴射してB29のいる高度まで上昇、その後は滑空して地上に戻る戦法のはずだった様ですが…。う〜ん…、どうなんでしょう?滑空している間に打ち落とされそうだし、一瞬のチャンスで上手く撃墜出来る可能性も少ない様な気がするので、特攻戦法に切り替えられただろう可能性も否定出来ないし、何にしろ実用化する前に終戦になってよかった様な気がする…。


まぁとにかく、終戦後閉鎖された“日飛”の技術は、そのまま山形の産業を支えていったようです。

10_20131105062123696.jpg


霞城セントラルの最上階、展望室から山形の都市を見渡しながら、山形の産業の歴史に思いを馳せてみるのでした。

11_20131105062156530.jpg



最後まで読んで頂きましてありがとうございます!
よろしければ、ポチッと応援お願い致します♪  
 ↓ ↓
にほんブログ村 旅行ブログ 国内旅行へ


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

こんばんは。

産業の方は あまり記憶に無いんですが
科学館は 楽しいですよね。
子供が 楽しいんでしょうが
大人も 十分に楽しめます。
大きな 分銅の時計? あれは 見てて飽きませんでした。

ピオーネ親父さん、おはようございます!

秋水の模型が置いてある階は、山形の工業、技術系の企業の紹介コーナーでした。
正直に言うと、ヘェ〜こんなに会社があるんだぁ〜…と流して見ただけですけど(笑)

科学館はいいですよねぇ〜!!
雨の日なんかはよく子供と行きます。
大人もかなり勉強になりますよね(笑)

> 大きな 分銅の時計
フーコーの振り子の事でしょうか?
螺旋回廊の吹き抜けにありますよね!
確かにあれは時間を忘れて、ず〜っと眺めちゃいます。

たびぱぱ

大きくなった子供達とは中々時間が合わなくなり、家族で出かけることも減ってきましたが、僕は相変わらず全国あちこちブラブラしています。

休日は今年(2016年1月)から始めたロードバイク(コーダーブルームFarna700-105)に乗って出かけてます。
東京湾一周したり、富士山登ったり、長距離走るのを楽しんでいます!