青山のワタリウム美術館に「坂本龍一 設置音楽展」を観に行った~。
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坂本龍一氏の8年ぶりとなる最新アルバム、“async”発売に合わせた展覧会、「坂本龍一 設置音楽展」(5月28日ですでに終了しております)を観て来ました~。
いつかは来てみたいと思っていた“ワタリウム美術館”。

最近は青山によく来るなぁ~。
会場は2~4階。
“async”にインスピレーションを受けて製作されたと思われる映像作品と合わせて“async”の曲が聴ける、インスタレーションとなっていました。
映像素材には、アルバムを製作、録音した環境の写真が多く使われ、製作の雰囲気を知ることも出来ました。

展示の詳細については書きませんが、坂本龍一氏が「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」と言ったと言われる、アルバム“async”について。
“async”とはansynchronization(非同期)の略だそうです。
ざっくり全体の印象としては、分かりやすく一言で言うと、“現代美術の様だ”といったところでしょうか。
クラシックでもポップスでもイージーリスニングでも無い、ジャンル分け不可能なアンダーグラウンドミュージック。
ピアノかキーボード(シンセサイザー)が主ではありますが、沢山の効果音、環境音、ノイズが散りばめられ、時にはリズム、時には和音、主題だなんだと言った流れなどの枠を取っ払う時さえある。
“音”と“音楽”の融合。そんな印象を持ちました

今までの様な、CMや映画などのタイアップが無い純粋に今やりたい事をやっている、と言った作品群。ここに行き着いたひとつの理由には、ガン治療後の制作というのも大きく影響していると思います。
だからか、このアルバムに対する賛否は大きく別れているようです。
僕にとっては…
あまりにも、どストライクで驚いた程です。もうここ数年はアンダーグラウンドなものばかり聴いたり観たりしていましたので。
ノイズとか、自作の装置を使った即興演奏とか、現代音楽やミニマルやドローンと呼ばれるものなど、その他ジャンル分け不可能な物ばかりを探すのが楽しくて仕方ない今日この頃、といった時に、大好きな坂本龍一氏がこのアポローチのアルバムを出したのは、嬉しくて仕方ないのです。
アンダーグラウンドなものばかりを聴いていると、「これは音楽と言っていいのだろうか?あえて言うなら“音”かな?」と感じる時があり、そうであるなら例えば電車に乗っている時の走行音とか、食洗機の音とか生活音全てを楽しむ事が出来るのです。
リズムとか和音とか、そんな枠を取っ払ったものを聴きたい。
しかし今度はそういうのばかりを聴き続けていると、和音や旋律のある“音楽”も聴きたくなる。
“音”と“音楽”の融合。そんな作品が今の僕にはどストライクなんです。
まさに、“async”がそれでした。
でも…
正直に言うと、そういったアプローチの作品であれば実は他にもあるんです。
例えばこれとか…

Ales Tsurkoというポーランドの作曲家の作品。
石川県金沢市の“Lykkelig(リュケリ)”という音楽と雑貨のお店で出会いました。
バイオリン、ビオラ、セロの弦楽器が奏でるキレイな旋律と和音に、電子楽器のノイズなどの“音”が、時には支えるように、時には絡むように入ってくる。何とも気持ちのいい作品です。
最近は坂本龍一氏の“async”と、この“Ales Tsurko”の作品とを交互に聴いています。
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最近は青山によく来るなぁ~。
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“async”にインスピレーションを受けて製作されたと思われる映像作品と合わせて“async”の曲が聴ける、インスタレーションとなっていました。
映像素材には、アルバムを製作、録音した環境の写真が多く使われ、製作の雰囲気を知ることも出来ました。

展示の詳細については書きませんが、坂本龍一氏が「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」と言ったと言われる、アルバム“async”について。
“async”とはansynchronization(非同期)の略だそうです。
ざっくり全体の印象としては、分かりやすく一言で言うと、“現代美術の様だ”といったところでしょうか。
クラシックでもポップスでもイージーリスニングでも無い、ジャンル分け不可能なアンダーグラウンドミュージック。
ピアノかキーボード(シンセサイザー)が主ではありますが、沢山の効果音、環境音、ノイズが散りばめられ、時にはリズム、時には和音、主題だなんだと言った流れなどの枠を取っ払う時さえある。
“音”と“音楽”の融合。そんな印象を持ちました

今までの様な、CMや映画などのタイアップが無い純粋に今やりたい事をやっている、と言った作品群。ここに行き着いたひとつの理由には、ガン治療後の制作というのも大きく影響していると思います。
だからか、このアルバムに対する賛否は大きく別れているようです。
僕にとっては…
あまりにも、どストライクで驚いた程です。もうここ数年はアンダーグラウンドなものばかり聴いたり観たりしていましたので。
ノイズとか、自作の装置を使った即興演奏とか、現代音楽やミニマルやドローンと呼ばれるものなど、その他ジャンル分け不可能な物ばかりを探すのが楽しくて仕方ない今日この頃、といった時に、大好きな坂本龍一氏がこのアポローチのアルバムを出したのは、嬉しくて仕方ないのです。
アンダーグラウンドなものばかりを聴いていると、「これは音楽と言っていいのだろうか?あえて言うなら“音”かな?」と感じる時があり、そうであるなら例えば電車に乗っている時の走行音とか、食洗機の音とか生活音全てを楽しむ事が出来るのです。
リズムとか和音とか、そんな枠を取っ払ったものを聴きたい。
しかし今度はそういうのばかりを聴き続けていると、和音や旋律のある“音楽”も聴きたくなる。
“音”と“音楽”の融合。そんな作品が今の僕にはどストライクなんです。
まさに、“async”がそれでした。
でも…
正直に言うと、そういったアプローチの作品であれば実は他にもあるんです。
例えばこれとか…

Ales Tsurkoというポーランドの作曲家の作品。
石川県金沢市の“Lykkelig(リュケリ)”という音楽と雑貨のお店で出会いました。
バイオリン、ビオラ、セロの弦楽器が奏でるキレイな旋律と和音に、電子楽器のノイズなどの“音”が、時には支えるように、時には絡むように入ってくる。何とも気持ちのいい作品です。
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