楽器の話 その3 韓国伝統竹製横笛 テグム(대금)
静岡
僕は音楽が大好きですが、楽器についても非常に興味があります。
特に民族楽器。
だからここ、静岡県浜松市の民族楽器博物館が好きすぎてたまりません。

この韓国コーナーの、横に長い竹の笛、これが僕が2年ぐらい習っている、韓国の伝統楽器、テグム(대금)です。
楽器への興味は尽きないのですが、実はまともに演奏出来る楽器がありません。
ピアノなんか弾けないし、ギターはコード押さえてジャーンってやる程度。沖縄三線(カンカラだけど)は楽譜見ながら数曲弾けるだけ。自己流だからちゃんと弾けるとは言えないし。
フルートを中学から6年間部活でやってましたが、吹かなくなって一体どのくらい経ってしまったか。その当時使っていた楽器は、娘に引き継がれ数年活躍しましたが、流石にあちこちガタがきて今は使えません。メンテに出そうとしたら、買った方が安いぐらいの値段がかかるとのこと。
まあ、つまりは好きなんだが全て中途半端なんです。
若い頃は、どうしてもパッとやってパッと結果が出るものに、どうしても飛びついてばかりでしたが、この年になると、何年も時間をかけて積み上げて行くものが欲しいなぁ〜と思うわけです。
そこで、子供も大きくなって手が離れたし、自分の時間が沢山できたので、楽器でもやろうかと思い立ち、紆余曲折して、このテグム(대금)に出会ったというわけです。
これが僕のテグム(대금)。

フルートをやっていたので、やっぱり横笛に惹かれるんですよね。
この竹製のを購入したのは、去年の6月ぐらい。
それまでは1年間、このプラスチック製ので習っていました。

浜松市民族楽器博物館で見ただけでは分からない、テグム(대금)の秘密をちょっと紹介。

まず吹き口。ここにビール瓶よろしく、息を半々で吹き込むと音が出るわけですが、フルートの吹き口なんかより全然大きい。
だから、フルートみたいなポジションで唇を付けて吹こうとすると、全く音が出ない。
これには最初焦りました。フルートやってたし、横笛だったら大体いけるだろう、と勝手に思ってたのです。
簡単にはいかないからこそ、やり甲斐があるんですけどね。
そして、その吹き口の少し下に金属っぽい飾りがありますが、それをくるりんと回すと、こんな感じになってます。

穴が空いていて、そこにチョンと呼ばれる、葦(あし)の内皮をニカワで貼ってます。
↓これがチョン。

これが貼ってあることで、不思議な音色になります。テグムの音色の特徴と言えますね。
この部分をいかに上手く鳴らせるかで、凄く吹きやすく、音量も出るようになる事を、最近気付きました。
あとテグム大きな特徴はビブラートの方法にあります。
左の肘を上下させる様な感じでやるんですけど、中々上手くいかないんですよね〜。
頑張って練習するぞー!
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特に民族楽器。
だからここ、静岡県浜松市の民族楽器博物館が好きすぎてたまりません。

この韓国コーナーの、横に長い竹の笛、これが僕が2年ぐらい習っている、韓国の伝統楽器、テグム(대금)です。
楽器への興味は尽きないのですが、実はまともに演奏出来る楽器がありません。
ピアノなんか弾けないし、ギターはコード押さえてジャーンってやる程度。沖縄三線(カンカラだけど)は楽譜見ながら数曲弾けるだけ。自己流だからちゃんと弾けるとは言えないし。
フルートを中学から6年間部活でやってましたが、吹かなくなって一体どのくらい経ってしまったか。その当時使っていた楽器は、娘に引き継がれ数年活躍しましたが、流石にあちこちガタがきて今は使えません。メンテに出そうとしたら、買った方が安いぐらいの値段がかかるとのこと。
まあ、つまりは好きなんだが全て中途半端なんです。
若い頃は、どうしてもパッとやってパッと結果が出るものに、どうしても飛びついてばかりでしたが、この年になると、何年も時間をかけて積み上げて行くものが欲しいなぁ〜と思うわけです。
そこで、子供も大きくなって手が離れたし、自分の時間が沢山できたので、楽器でもやろうかと思い立ち、紆余曲折して、このテグム(대금)に出会ったというわけです。
これが僕のテグム(대금)。

フルートをやっていたので、やっぱり横笛に惹かれるんですよね。
この竹製のを購入したのは、去年の6月ぐらい。
それまでは1年間、このプラスチック製ので習っていました。

浜松市民族楽器博物館で見ただけでは分からない、テグム(대금)の秘密をちょっと紹介。

まず吹き口。ここにビール瓶よろしく、息を半々で吹き込むと音が出るわけですが、フルートの吹き口なんかより全然大きい。
だから、フルートみたいなポジションで唇を付けて吹こうとすると、全く音が出ない。
これには最初焦りました。フルートやってたし、横笛だったら大体いけるだろう、と勝手に思ってたのです。
簡単にはいかないからこそ、やり甲斐があるんですけどね。
そして、その吹き口の少し下に金属っぽい飾りがありますが、それをくるりんと回すと、こんな感じになってます。

穴が空いていて、そこにチョンと呼ばれる、葦(あし)の内皮をニカワで貼ってます。
↓これがチョン。

これが貼ってあることで、不思議な音色になります。テグムの音色の特徴と言えますね。
この部分をいかに上手く鳴らせるかで、凄く吹きやすく、音量も出るようになる事を、最近気付きました。
あとテグム大きな特徴はビブラートの方法にあります。
左の肘を上下させる様な感じでやるんですけど、中々上手くいかないんですよね〜。
頑張って練習するぞー!
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コメント
僕も大琴習ってます。
僕も大琴習ってます。
少し短い散調大琴ですが、
難しいですね。
写真から博物館にあるものは正楽大琴のようです。
2020-05-03 21:13 呉永三 URL 編集
呉さん、こんばんわ~(^^)/
コメントありがとうございました!!
テグムやってる方から貰えるなんて思いませんでした~。
とっても嬉しいです!
僕も散調使ってます。
レッスンの為にずっと通っていた韓国伝統楽器の専門店が今年の初めに店を閉めて、店長が韓国に帰ってしまわれたので、モチベーションが下がっておりました。
そこで習っていた先生に個人レッスンをして貰う予定なのですが、コロナ騒動でずっと延期になっております。
今は一人で毎日少しずつ吹いている毎日です。
テグムをやられてる方は日本には少ないんでしょうね。
中々情報が得られません。
もしよろしければ色々教えていただきたいです!
2020-05-04 23:41 たびぱぱ URL 編集